大人女性の悩み
・3週間毎に染めるカラーを卒業したい
・今まで暗く染めてた髪色を明るくしていきたい
・明るくはしたいがダメージはさせたくない。

そんな疑問にお答えします

本記事の内容

  1. 白髪が3週間で気になってしまう原因3つ
  2. 黒くなってしまった髪の毛を明るくする最適な方法
  3. 明るくしながらもダメージを最小限に抑える注意点3つ

美容歴18年、8割前後の顧客さんが脱白髪染めをしています。
この私が、わかりやすく説明していきます。

1.白髪が3週間で気になってしまう原因3つ

 その1:伸びた根元を真っ黒に染めてしまう

  地毛と同じ、もしくはそれよりも暗い色で染めてしまうと
  しっかり染まりすぎて白髪が出てきたときに
  目立ってしまいます。真っ黒にすることで白髪が浮いて
  来ないのは良いことなんですが3週間もすればはっきりと
  白髪が目立ってしまいます。

 

 その2:毛先まで白髪染めを塗り全体の印象が沈んでしまう

  前述の通りしっかり染めすぎると毛先が全く抜けてこないので
  伸びてきた白髪と前回染めた箇所(リタッチ部分)との
  コントラストがしっかりついてしまいます

 その3:いろんな色ではなく一色で染めてしまう

  根元は地毛の黒と白髪の白、白髪に成り切っていない灰色
  との多色になっています。それに対して既に染めてる部分が
  真っ黒に染めてしまってるととても不自然で海苔のような
  印象を受けてしまいます

2.黒くなってしまった髪の毛を明るくする最適な方法

  白髪染めで黒くなってしまった髪の毛を明るくするには
  「ブリーチ」が必要になります。
  なぜなら白髪染めの染料を取り除くには
  過硫酸塩という成分が必要だからです。

  ※ ファッションカラーにこの成分は入っていません。
  ただN系の10レベルのファッションカラーは
  少しだけ明るくなりますが1〜0.3トーンくらいなので
  大幅なアップは望めません

  例えば真っ黒になってしまった髪の毛を明るくする場合

  ・目標10レベルの場合
   根元 10レベルファッション
   毛先 弱ブリーチ→セカンドカラー

  ・目標6レベルの場合
  根元 6レベルファッション
  毛先 10−12レベルN系

  という形式になります。

  もちろんブリーチを使用するのはダメージが心配という声も
  ありますが極力減力して負担を少なくして脱色していく方法を
  とりますので安心して施術できます

3.明るくしながらもダメージを最小限に抑える注意点3つ

 ・1:根元から少しずつ明るくしていく
 ・2:ブリーチを使わずに10−12レベルのN系を使用する
 ・3:ハイライトを入れ部分的に明るくする

   ・1:根元から少しずつ明るくしていく

  これが一番ダメージを感じずに明るくできますが、一番
  時間がかかります。根元のカラーを白髪染めではなく
  ファッションカラーで白髪も染まるように調合していき
  リタッチ中心で施術をしていくと根元の透け感が徐々に
  感じるようになる。即効性はないがほんのり明るくしたい人や
  ゆっくり変化させたい人にオススメです

 ・2:ブリーチを使わずに10−12レベルのN系を使用する

  毛先を明るくするときにファッションカラーの
  N系10レベルー12レベルを毛先に使用すると
  ダメージが抑えられます。また黒染め特有の
  ごわつきも緩和されカラーした方が質感が
    向上することが多いです

 ・3:ハイライトを入れ部分的に明るくする

  全体をブリーチするよりも部分的にハイライトを入れることで、
  ダメージの軽減が図れます。また根元からハイライトを
      入れることで白髪との馴染みもよくなり白髪が
  目立ちにくくなるのと立体感が出ます。

ハイライトカラーの事例

いかがでしょうか?今現在真っ黒になってしまった髪の毛でも
正しい選択をして明るくしていくことも可能です。方法に関しては
担当の美容師さんに相談してみてください!